エヴォラ大学の仕事の契約書がまだ届いていない。話をききにいくと、とにかく遅れているのだという。国立機関の就職に必要な書類の一つに「予防接種証明書」がある。インフルエンザの接種ではなくて、いわゆる日本でも幼年時に受けているものだが、こちらポルトガルにはそれが記載されたカードが存在する。日本やオーストリアでも犬の場合は狂犬病の予防接種の証明書は存在するのだろうが、人間にはない。腕の注射の痕を見せれば済むのだが、提出すべき書類ではないので通用しない。結局近日中に病院に接種を受けに行くことにした。この時期、A型ウイルスが氾濫している病院に行くのは全くタイミングが悪いのだが、契約に必要だというのだから仕方がない。聞くところによると、学生も予防接種は義務付けられいるという。日本人、というか外国人留学生もわざわざカードの発行のためだけに注射を受けに行っているのだろうか。
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