2010年1月21日木曜日

TGA

子供の病気の名は、完全大血管転位症(TGA、Transposition of Great Arteries)というもので、二万五千人に1人という割合で起こる先天性の奇形。手術は難易度の高いもので、肺動脈と大動脈を付け替えるという、想像を絶するもの。いろいろ先生方やとくに看護師さんから説明を受けていたが、インターネットに図解で一目瞭然のわかりやすい説明があった。心臓のことなんてどんな作りだったかよく思い出せないものだったから説明されても全くピンとこなかった。

手術はジャテネ手術を呼ばれているもので、歴史的には1980年代に一般的に行われるようになったものという。現在の成功率は90パーセント以上、再手術や合併症の可能性も10パーセント以下、数年過ぎるとさらに5パーセント以下という。緊急処置として、心臓の左右の壁に穴をあけ、血弁がふさがらなくする薬の点滴をしている。

親としては手術の成功を祈り、いまからでも子供の心のケアをするのみである。寝ていて急に暴れたりすると今から心配になる。話に聞くと、かなり精神的衝撃を受けた親もいるようで、当然ヨメのケアのことも考えないといけない。

これから試練が待っているだろうが、それを糧にして強くなっていくのみである。

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