ただ、これからまたこういう仕事を受け入れるべきかどうかわからない。正直に言って長く息苦しい期間で、終わってほっとした。
劇場のオーケストラといっても、弦楽のみで会場もブラガという、リスボンから400キロ離れた都市で行われるコンサートである。それでもこの指揮の機会はこれからの仕事に影響するはずなので成功を祈るばかりだ。ただ「ペイント ミー」のおかげで、勉強する時間はすごく限られた。自分にとっては、今までやってきた通りに普通に仕事をすればいい、と思っている。
曲目の一つはチャイコフスキーの「弦楽セレナーデ」で、今は亡き故アツェル氏とともにウィーンの講習会で何年にわたり100何回もやった曲である。個人的にはアツェル先生に捧げたいと思うが、指揮している間はそういう気持ちは吹っ飛んでしまいそうだ。
http://www.theatrocirco.com/agenda/evento.php?id=625
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