2011年8月3日水曜日

心筋梗塞

記憶に新しいワールドカップの元サッカー日本代表の選手が心筋梗塞で倒れたとあり、新聞にはその説明が載っていた。冠状動脈なり、カテーテル治療なり聞き慣れた言葉がいろいろ出てきた。息子は冠動脈の移転手術もしたし、カテーテル治療もした。心肺停止も、人工心肺も手術の際経験した。

息子はこれからも常に肺動脈狭窄症の可能性がある。肺動脈弁と大動脈弁が逆についていてそのまま代用として使われているのでどうしても将来負担がかかり、動脈弁閉鎖不全などの異常が起こるというものだ。

幸いなことに、それ以来はカテーテル手術はしなくてもいい状態にあるが、心室中隔欠損症はまだ小さく残っているし、肺動脈弁も100パーセント閉鎖していない。それでも、先日のルイ アンジュス先生の診断では、肺動脈狭窄もなし、大動脈弁逆流もなしで100点満点をもらった。何でも普通にしてていい、ということだが、家では左足でボールを思い切りけとばすのを日課にしている息子だ。将来サッカーをしたい、と言われればどう対処していけばいいのだろうか。サッカー選手の心臓はおそらく酷使されたことによる動脈硬化で、冠動脈が詰まってしまっているという。そう出なくても、一般成人の生活内で、高血圧、肥満、喫煙などのキーワードは動脈硬化を導くものにあるという。心筋梗塞は息子にとって特に40代から常に意識してほしいものである。